我が口に讃美は絶えず

順境の日にも 逆境の夜にも 我が口に讃美は絶えず

先日、大喜利で有名な「笑点」というテレビ番組を視聴していて、林家木久扇の解答に噴き出してしまいました。お題は「こんな医者は嫌だ」 木久扇「こんな医者は嫌だ、手術室に相田みつおの『失敗したっていいじゃないか 人間だもの』という色紙を貼っている医者

こんな医者は確かに不安でしょう。自信満々で「私、失敗しないので」と言い切る女医はドラマの中だけの人ですが、現実問題としてミスは起こり得ますし、明らかな医療ミスには罰則が適用されます。

しかし、ミスどころか人助けをしたのに恨まれ、挙げ句、酷い仕打ちを受け、にも関わらず、神への讃美を歌い続けた人がいました。パウロというキリストの使徒です。

 

「(獄中で)真夜中ごろ、パウロとシラスとは、神に祈り、讃美を歌いつづけた」(新約聖書 使徒行伝16章25節)

 

神を持つ人の幸福 神を持たない人の不幸

  人は、物事が調子よく行っている時には鼻歌も出ます。しかし、有り得ないような理不尽な目に遭っても、それでもなお神を讃美することができたのは、パウロという人が「神をもつ人」であったからでした。

 台風の気圧表示でなじみのヘクトパスカルは、「パスカルの定理」などで知られる十七世紀の物理学者、ブレーズ・パスカルに由来しますが、キリスト教思想家でもあったパスカルは、その著「パンセ(思想)」の中で明言しました、「神をもたない人の悲惨、神をもつ人の幸福(松浪信三郎訳)と。

 

七月七日(日)、夏の日曜特別讃美礼拝にぜひ

 私どもの教会では令和元年のこの夏も神を称え、生きていることを喜びそして感謝する夏の特別讃美礼拝を行います。

ぜひ、街角の教会にお気軽に足をお運びください。ご来会を心よりお待ちしております。